玄米なのに、白米モードで炊ける。「表面を削る」という発想の話
COLUMN / たべものの話
玄米なのに、白米モードで炊ける。
「表面を削る」という発想の話

「玄米は体にいいと分かっていても、浸水や専用モードが面倒で続かない」というお声を、この時期よくいただきます。今日は、玄米の表面をほんのわずかに削ることで、ふだんの白米モードのままでも炊けるようにした玄米について、その仕組みと選び方をご紹介します。
玄米が白米より炊きにくいのは、表面を覆う「ロウ層(果皮・種皮)」が水を通しにくく、芯まで吸水させるのに白米の何倍もの時間がかかるためです。一般的な玄米モードのある炊飯器なら1〜2時間、モードのない炊飯器では半日近い浸水を勧める資料もあり、忙しい毎日ではハードルになりがちです。
1表面を0.5〜2%削るという工夫
この玄米は、粒の表面をごくわずか(重量で0.5〜2%程度)だけ削り、水分の通り道をつくった加工玄米です。胚芽やぬか層の大部分はそのまま残るため、白米に比べて食物繊維やビタミンB1、ミネラルなどの栄養は玄米らしく保たれます。削るのはあくまで表面の一部分だけなので、精米して白米にしてしまうのとはまったく別の考え方です。
この加工方法自体は、近年「ロウカット玄米」などの名称で知られるようになった精米技術のひとつで、大手精米メーカーの商品をきっかけに広く知られるようになりました。地球人倶楽部でお取り扱いしているマゴメの有機栽培玄米も、この考え方にもとづいて仕上げられています。
2マゴメの有機栽培玄米が選ばれる理由
マゴメは東京都八王子市に本社を置く米穀卸で、精米・加工の技術を長年培ってきた会社です。同社が仕上げるこの玄米の特徴は、加工のしやすさだけでなく、栽培段階から有機栽培にこだわっている点にあります。有機JAS認証を受けた田んぼで育てられた玄米だからこそ、「体にいいものを、手間なく」という両立が成り立ちます。
有機JAS認証は、化学合成された肥料や農薬を原則使用せず、種まきや植え付けの前2年以上(多年生作物は3年以上)、その基準を満たした田畑で栽培されたことを国の登録認証機関が検査・認証する制度です(農林水産省)。認証マークのない農産物には「有機」「オーガニック」の表示ができない、法律で定められた仕組みでもあります。加工のしやすさという「使う人の都合」と、栽培段階からの安心という「選ぶ人の基準」の両方を満たしている点が、この玄米が長く支持されている理由です。
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 栽培方法 | 有機栽培(有機JAS認証) |
| 加工方法 | 表面を0.5〜2%精米し、普通の炊飯器の白米モードで炊飯可能に |
| 製造・販売元 | 株式会社マゴメ(東京都八王子市・米穀卸) |
| 内容量 | 450g(10袋・20袋のまとめ買いセットもあり) |
出典:メーカー公開情報、農林水産省「有機食品の検査認証制度」
3浸水いらずで、白米と同じ手順に
この玄米の使い方は、白米とほとんど変わりません。計量してといだら、そのまま普段の水加減・白米モードで炊飯器のスイッチを押すだけです。専用モードへの切り替えや、数時間の浸水を待つ必要がないので、「今日は玄米の気分」と思い立った日にすぐ取り入れられます。胚芽由来の香ばしい風味と、玄米らしいプチプチとした食感はそのまま楽しめます。
はじめての方は、まずは白米に3〜4割ほど混ぜて炊く「まぜ炊き」から試すと、家族の反応を見ながら無理なく続けやすいという声もよくいただきます。慣れてきたら玄米だけで炊いてみる、という段階的な取り入れ方もおすすめです。
炊き上がった玄米は、そのまま白米感覚でおにぎりや丼、カレーの土台にするのはもちろん、粒がしっかりしているぶんチャーハンや混ぜご飯にも向いています。よく噛んで食べることで満足感が得られやすいのも、玄米ならではの利点です。朝は白米、夜はこの玄米というように、生活リスユに合わせて使い分けているお客様の声もいただいています。
地球人倶楽部でのお取り扱いについて
地球人倶楽部のオンラインストアでは、マゴメの有機栽培玄米(白米モードで炊ける玄米)を450gの単品のほか、10袋・20袋のまとめ買いセット(セット価格)でご用意しています。毎日の主食として取り入れたい方は、まとめ買いセットが割安です。
よくある質問
Q. 普通の炊飯器の玄米モードで炊いたときと味は変わりますか?
A. 白米モードで炊いた場合も、玄米モードに近いふっくらとした炊き上がりになるよう加工されています。ただしお使いの炊飯器の機種や水加減によって仕上がりに差が出ることがあるため、初回は少量で試していただくと安心です。
Q. 栄養価は白米とどう違いますか?
A. 表面をわずかに削るのみで胚芽やぬか層の大部分が残るため、食物繊維やビタミンB1などは白米よりも多く含まれる傾向があります。数値は精米状況により変動するため、詳しい値はメーカーの製品情報をご確認ください。
Q. 保存方法や賞味期限の目安はありますか?
A. 精米後のお米と同様、高温多湿と直射日光を避け、できれば冷暗所や冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。精米後は時間の経過とともに風味が落ちていくため、開封後はなるべく早めに使い切ることをおすすめします。
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※本文中の効果に関する記載は、食品としての一般的な情報であり、効能効果を保証するものではありません。体質・体調に不安のある方は医療機関にご相談ください。掲載内容はメーカー公開情報等をもとにしています。