減塩とは何か 塩分を気にする年齢だからこそ、選びたい調味料・食材の話
COLUMN / 食のはなし
減塩とは何か
塩分を気にする年齢だからこそ、選びたい調味料・食材の話
健康診断や日々の食事の中で、「塩分」という言葉が気になり始める年齢があります。厚生労働省や学会が示す目標量を見ると、実は今の食生活は塩分が多めになりがちだということが分かります。今日は、減塩の基礎知識と、味を諦めずに塩分とつき合っていくための調味料・食材の選び方についてお伝えします。
地球人倶楽部でも、減塩にまつわる商品をお取り扱いしています。まずは「減塩」という言葉の背景から、正しく知ることから始めましょう。
1塩分の目標量は、どれくらいか
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、成人の食塩摂取の目標量は男性1日7.5g未満、女性1日6.5g未満とされています。一方、日本高血圧学会では、血圧が気になる方に向けた目安として1日6g未満を示しています。
| 目安 | 出典 |
|---|---|
| 男性7.5g未満/日 | 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」 |
| 女性6.5g未満/日 | 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」 |
| 6g未満/日(血圧が気になる方向け) | 日本高血圧学会 |
世界保健機関(WHO)はすべての成人に対して1日5g未満という、さらに厳しい目標を掲げています。日本人はもともと塩分摂取量が多い食文化にあることから、学会は現実的な中間目標として6g未満を示している、という位置づけです。
健康診断で塩分について指摘される機会が増えてくる、というのは、年齢を重ねる中でよく聞かれる話です。長年慣れ親しんだ味付けを急に変えるのは簡単なことではありませんが、「知っておく」ことが、無理のない付き合い方の第一歩になります。
2「減塩」と「薄味」は、同じではない
「減塩」と聞くと、味気ない食事を思い浮かべる方も多いかもしれません。ですが、塩分量を減らしながら満足感のある味に仕上げる工夫は、日本の食文化の中に古くからあります。代表的なのが出汁(だし)のうま味を効かせるという方法です。かつお節・昆布・煮干しなどから引いた出汁は、塩を使わなくても、うま味だけで満足感のある味わいを作り出します。
酢や柑橘類の酸味、生姜やねぎといった香味野菜、こしょうや山椒などの香辛料も、塩分を抑えながら味に立体感を出す助けになります。「減塩=我慢」ではなく「減塩=別の要素で満足感を作る」という発想の転換が、続けやすさにつながります。
3調味料・加工品を選ぶときに見るポイント
調味料や加工食品のパッケージには、「食塩相当量」という表示があります。これは、その食品にどれだけの塩分が含まれているかを示す、栄養成分表示の項目のひとつです。味噌・醤油・たらこや明太子などの塩蔵品は、意識しないうちに塩分量がかさみやすい食品でもあります。
同じ食品でも、製法によって食塩相当量には差があります。購入前に食塩相当量の表示を確認する習慣をつけることが、無理のない減塩の第一歩になります。
4少人数の食卓では、塩分量が見えにくくなる
世帯の人数が減ると、味付けの感覚が変わりにくくなる、という声を耳にすることがあります。長年同じ分量で作ってきた煮物や汁物を、二人分・一人分に作り替える際にも、調味料の分量をそのまま据え置いてしまうと、結果的に一人あたりの塩分量は変わらない、というケースもあります。
こうした時こそ、出汁のうま味を利かせたり、酸味・香辛料を上手に使ったりする工夫が生きてきます。作る量が変わるタイミングは、味付けそのものを見直すきっかけにもなります。
地球人倶楽部でのお取り扱いについて
地球人倶楽部では、さらに減塩 特製・無着色たらこ(塩分3.6%)をお取り扱いしています。北海道・羅臼産の新鮮なスケソウダラの腹子を、天然塩のみでやさしく味付けした一品です。着色料・添加物を使用していないため、粒立ちを演出する加工がされておらず、なめらかな食感が特徴です。
| 商品名 | 内容量 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| さらに減塩 特製・無着色たらこ | 60g(塩分3.6%) | ¥724 |
塩分を気にする年齢だからこそ、原材料と味付けの背景がわかる食品を選ぶ、という考え方を大切にしています。
よくある質問
Q. 減塩と、普通の食品の味の違いはありますか?
A. 塩分量を抑えている分、素材そのものの味や、出汁のうま味を感じやすくなるという声もあります。塩分を控えめにしつつ、天然の原材料で味わいを整えている商品もありますので、パッケージの原材料表示をご確認のうえお選びください。
Q. 食塩相当量は、どこを見れば分かりますか?
A. 加工食品のパッケージにある栄養成分表示の中に、「食塩相当量」という項目があります。購入前にこちらを確認する習慣をつけることをおすすめします。
Q. 減塩の目標量に、年齢による違いはありますか?
A. 厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、18歳以上の成人に対して男女別の目標量が示されており、年齢による大きな違いは設けられていません。持病や体調によって目安が異なる場合もあるため、気になる方はかかりつけ医にご相談ください。
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※本記事は、減塩に関する一般的な基礎知識を紹介するものであり、特定の疾病の予防・治療・改善、その他医薬品的な効果効能を標榜するものではありません。血圧や塩分摂取について気になる症状のある方は、医師にご相談ください。