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合鴨農法とは?デメリットも含めて知る、農薬に頼らない米づくり

COLUMN / 栽培のはなし

田んぼでアヒルが泳いでいる光景を見たことはありませんか。「合鴨農法」と呼ばれる、農薬に頼らない米づくりの方法です。可愛らしい光景の裏にある仕組みを、正直にお伝えします。

1合鴨農法とは、どんな仕組みか

田植え後の水田に、生まれて間もない合鴨(アヒルと真鴨の交雑種)を放します。合鴨は田んぼを泳ぎ回りながら、雑草の芽や害虫を食べます。あわせて、水をかき混ぜることで雑草の光合成を妨げ、糞は稲の肥料にもなります。

除草剤に頼らずに雑草を抑える、昔ながらの知恵です。合鴨は稲穂が実る前に田んぼから引き上げられます(食べてしまうため)。

2正直にお伝えする、デメリット

① 手間が非常に大きい。合鴨の管理(放鳥・引き上げ・世話)には、通常の稲作にない作業が丸ごと加わります。天敵(カラス・イタチ等)からの被害を防ぐ管理も必要です。

② コストが上がる。合鴨の導入・飼育・処分の手間が、そのまま生産コストに乗ります。慣行栽培の米より価格が上がるのは、このためです。

③ 完全に無農薬とは限らない。合鴨は雑草・害虫対策の一助であり、病害対策まで万能ではありません。農家によって、他の防除と組み合わせる場合もあります。「合鴨=完全無農薬」と単純に考えるのは誤解です。

3それでも、選ばれ続けている理由

手間とコストが増えるにもかかわらず、合鴨農法を続ける農家は各地にあります。除草剤を使わない米づくりへのこだわりが、その理由です。

私たちが合鴨農法の米をお届けするときも、その手間の分だけ、価格に反映されているということをご理解いただければと思います。

栽培方法の表示について詳しくは、こちらのコラムで整理しています。

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