コラム
新じゃが「タワラアルタイル彦星」とは?佐賀県生まれのじゃがいも物語
COLUMN / 産地のはなし
「タワラアルタイル彦星」——一度聞いたら忘れられない、この長い名前のじゃがいもをご存知でしょうか。じゃが芋の原産地アンデスにまで研究をさかのぼった生産者が、突然変異から育て上げた品種です。地球人倶楽部でも、これまで会員様にご紹介してきました。
1「タワラアルタイル彦星」とは、どんなじゃがいもか
この品種を生み出したのは、じゃが芋の品種開発において知らぬ人はいないほどの匠、俵正彦氏です。栽培者にも環境にも負荷をかけないじゃが芋がないかと、農薬がなかった時代の栽培法や、じゃが芋の原産地であるアンデスにまで研究をさかのぼりました。
その研究の中で突然変異から生まれた原種を、さらに発展させ、公的機関に登録される種イモとして育て上げたのが「タワラアルタイル彦星」です。名前の長さの分だけ、開発にかけられた時間と情熱が詰まっています。
2見た目と味わいの特徴
見た目はメークインのような楕円形で、やや黄色がかった褐色の皮に、ところどころ赤いまだら模様が入っています。中身は黄色。焼くとホクホクとしていながら、煮くずれもしにくいという、どんな料理にも向く扱いやすさが特徴です。
ゆでるとわずかにねっとりとした食感の中にも、なめらかでとろりとした舌触りがあります。味に突出したくせがなく、煮物、揚げ物、ポテトサラダ、蒸かし芋——どんなじゃが芋料理にもオールマイティに合わせられます。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 産地 | 佐賀県 |
| 栽培方法 | 低農薬栽培 |
| おすすめの調理法 | じゃがバター、味噌汁、カレー、ポテトサラダ、蒸かし芋 |
低農薬栽培をはじめとした栽培方法の違いについてはこちらのコラムで詳しく整理しています。
3簡単レシピ:ポテトサラダ・ドイツ風
まずはシンプルな料理で、そのおいしさを確かめてみてください。じゃが芋本来の味が引き立つ、あたたかいドイツ風のポテトサラダをご紹介します。
じゃが芋(彦星)300g/ベーコン30g/玉ねぎ1/2個/洋風だし小さじ1/水50ml
〈ドレッシング〉白ワインビネガー大さじ1と1/2/EX.V.オリーブオイル大さじ1/アップルマスタード小さじ1弱/チャイブ(小ねぎでも)大さじ1
作り方
①じゃが芋は皮のまま茹で、茹であがったら充分冷ましてから皮をむき、5mmの厚さに切る。②玉ねぎはみじん切り、ベーコンは千切りに。③ベーコンを油をひかずにフライパンで炒め、玉ねぎを加えて炒め、火が通ったら洋風だしを溶かした水を加え、冷えたじゃが芋を入れる。④あまり混ぜずに蓋をして8分ほど弱火で蒸し煮し、じゃが芋を潰さないようさっくり混ぜる。⑤ボールにドレッシングの材料を入れ、じゃが芋が熱いうちに加えて全体を混ぜ、自然に冷ませば完成。
こうした出会いも、宅配の楽しみのひとつです
なお、「タワラアルタイル彦星」は現在お取り扱いしておらず、再入荷の予定もございません。それでも、こうした生産者の情熱と物語が詰まった野菜に出会えることは、地球人倶楽部の宅配ならではの楽しみです。旬や入荷の状況によってお届けできる品目は移り変わりますが、一期一会の野菜との出会いは、これからも会員様の食卓を彩っていきます。
Q. タワラアルタイル彦星とは何ですか?
育種家・俵正彦氏がアンデスの在来種の研究をもとに育て上げた、佐賀県産のじゃがいも品種です。メークインに似た楕円形で、皮に赤いまだら模様が入るのが特徴です。
Q. どんな料理に向いていますか?
煮くずれしにくく味にくせがないため、煮物・揚げ物・ポテトサラダ・蒸かし芋など、どんなじゃがいも料理にも向いています。
Q. 今でも購入できますか?
現在は取り扱っておらず、再入荷の予定もございません。今回ご紹介したのは、地球人倶楽部がこれまで出会ってきた野菜のひとつです。同じように、生産者の物語がある野菜との出会いは、今後もコラムでご紹介していきます。
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