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暮らしの歳時記|処暑 NIJUSHI SEKKI

暑さの峠を越えて

8月23日頃〜9月6日頃
処暑の頃の田んぼと赤とんぼ

季節のことば

「処暑」は、二十四節気で第十四番目にあたり、厳しい暑さがおさまり始める頃とされています。「処」には「とどまる・やむ」という意味があり、暑さが落ち着きに向かう節目として位置づけられてきました。とはいえ、実際の体感が涼しくなるのはもう少し先。暦と体感の間には、いつも少しの時差があります。

旬の食材帖

この時期、店先には名残りのトマトやナスと、走りの栗やぶどうが並び始めます。夏野菜は皮が少し厚くなり、味が濃くなる頃。秋の実りはまだ少量で高値ですが、季節の変わり目ならではの「両方が楽しめる」贅沢な時期でもあります。

名残りの夏野菜と走りの栗・ぶどう
※画像はイメージです。

暮らしの小さな工夫

冷房の効いた室内と外気の温度差が大きい時期でもあります。常温に近い麦茶や、湯気の立つ汁物を一品添えるのも、この時期らしい食卓の工夫のひとつです。

今週の言葉

「一葉落ちて天下の秋を知る」ということわざがあります。まだ暑い日が続いていても、どこかに小さな秋の気配を探してみる。そんな視点の切り替えが、この時期らしい楽しみ方かもしれません。

※本ページの内容は、暮らしの歳時記や食文化に関する一般的な話題をご紹介するものです。

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