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卵油の作り方。家庭でもできる?2時間の加熱が難しい理由
COLUMN / 卵のはなし
卵油の作り方。家庭でもできる?
2時間の加熱が難しい理由
「卵油は家でも作れますか?」というお問い合わせを、ときどきいただきます。答えは「作れなくはないが、簡単ではない」です。材料は卵黄だけというシンプルさに反して、実際の工程は根気と見極めが要る、昔ながらの手仕事です。
1材料は、卵黄だけ
卵油の材料は、卵の黄身のみです。白身は使いません。特別な道具も、基本的には鍋とコンロがあれば足ります。材料と道具の面では、驚くほどシンプルです。
2昔ながらの作り方の流れ
伝統的な製法は、おおよそ次のような流れです。
①卵黄だけを取り分け、崩しながら鍋に入れる
②弱火でひたすら混ぜ続けながら、じっくり加熱する
③水分が抜けて焦げはじめ、真っ黒に近づいた頃に、ごくわずかな油がにじみ出てくる
④その油だけを丁寧に集める
加熱時間はおよそ2時間前後。取れる油は、使った卵黄の重さのわずか2%程度といわれています。手間のわりに、できあがる量はとても少ないのです。
3家庭で作るのが難しい、三つの理由
①焦げと油、見極めが紙一重。油がにじみ出てくるのは、卵黄がほぼ焦げきる直前です。少し火を通しすぎれば炭化し、油そのものが台無しになります。
②2時間、火から離れられない。焦げ付かないよう、混ぜ続ける必要があります。途中で目を離すと、その一瞬で失敗しやすい工程です。
③大量の卵黄が要る。わずか2%しか油が取れないため、まとまった量を作ろうとすると、卵黄がかなりの個数必要になります。
4原料の卵にも、質が問われる
卵油は、原料の卵黄をほぼそのまま凝縮する食品です。元の卵の質が、そのまま仕上がりに表れます。私たちが平飼い卵にこだわる理由は、こちらのコラムでもご紹介した通りです。
よくある質問
Q. 卵黄何個分から、どれくらいの卵油が取れますか?
A. 使った卵黄の重さのおよそ2%程度とされ、手間のわりにできあがる量はごくわずかです。
Q. 電子レンジで作ることはできますか?
A. 伝統的な製法は鍋でじっくり加熱する方法です。焦げと油の見極めが難しいため、加熱ムラの出やすい方法はおすすめしにくいところです。
Q. 失敗するとどうなりますか?
A. 加熱しすぎると卵黄が炭化し、油が得られないまま焦げ付いてしまいます。火加減の見極めが最大のポイントです。
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監修者:地球人倶楽部 編集部