わずか0.2%の稀少な鮭を甘塩仕立てに

2012年4月28日

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今回ご紹介の紅鮭は、北洋の荒波に2~5年もまれて成長し、母川に遡上する前の脂の乗り切った若鮭です。その若鮭は、鮭の全漁獲量約250万トン中6000tで、わずか0.2%。市場では、本物中
の本物という意味で「本ちゃん鮭」とも呼びますが、今回はその上をゆく仕上げをしています。



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この鮭の漁獲場所は、カムチャッカ半島からし千島列島の沖合い。日本の漁船が「流し網漁法」により漁獲し、すばやく船の上で処理し、急速冷凍して持ち帰るものです。鮮度を落とすことなく、素早く冷凍することで、抜群の鮮度を保ったまま北海道に戻ることができます。

この「手塩鮭」に使用している塩は、世界の7つの海水塩、5大陸の岩塩と湖水塩、3大山の塩を絶妙にブレンドした自然塩を使用。加藤氏をして、様々な塩引きに関わって、最高の仕上がりとするのが『たて塩法』だ。山漬けでも、寒風干しでも、塩水漬けでもなく『たて塩』。鮭の生に近い旨味がじわっとにじみ出て、なんともいえぬまろやかな味わいなりました。



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鮭本来のおいしさを存分に召し上がっていただけるよう、1尾の紅鮭を半身にし、さらにその半身を①頭から3切②中心4切③尾寄り3切にカット。そして3つの真空パックを別々に切り離せるよう便利な仕上げに致しました。とってもコンパクトに冷凍庫に収まり、鮭のおいしさまるごと楽しめます!

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