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生きることは、分かち合うこと。|岐阜・串原の山のハム工房ゴーバルのソーセージ

ゴーバルのハム・ソーセージを盛り付けた前菜プレートとオリーブ、バゲット

生きることは、分かち合うこと。

岐阜県恵那市串原から。山のハム工房ゴーバルのソーセージ

CHIKYUJIN CLUB ── 生産者コラム /岐阜県恵那市串原

岐阜県恵那市串原、標高600mを超える山の中に、その工房はあります。ゴーバルは、うま味調味料、保存料、発色剤などは使用しないと説明しています。桜の生木を使い、昔ながらの薪ストーブで燻す。そんな方法で、ハムとソーセージを作っている人たちがいます。「山のハム工房ゴーバル」——その成り立ちと、大切にしてきた哲学の話です。

先に確認できることをまとめると、ゴーバルは公式サイトで、うま味調味料、保存料、発色剤などは使用していないと説明しています。公式のウインナーソーセージの商品ページに記載された原材料は、豚肉(国産)、トマト、天日湖塩、香辛料、羊腸です(2026年10月5日確認)。ほかの商品の原材料は、各商品の表示でご確認ください。

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“Living is sharing” ── 一杯の分かち合いから始まった

ゴーバルの公式サイト(「ゴーバルのこと」)によると、ゴーバルが始まったのは1980年。「アジアの草の根の人々と、共に学び集う場所を作りたい」——そんな願いを抱いた数人の仲間が、岐阜の山間に入り、「アジア生活農場ゴーバル」という名前で歩みを始めました。牛や羊を飼い、毛刈りを体験し、子どもたちを集めて林間学校を開く。その暮らしの真ん中にあったのが、“Living is sharing”——「生きることは、分かち合うこと」という理念でした。

やがて、生活の柱となるようにとハム作りを始めます。少しずつ形を変えながら、「山のハム工房ゴーバル」という今の形へ。創業当時から大切にしてきた“Living is sharing”を軸に、田舎に暮らしながら、ハム作りや日々の生活を通して「分かち合い、共に生きるためのもの作り」を模索し続けている、と公式サイトにあります。

ゴーバルの工房で作業する職人のシルエット

使わない、という選択

消費者庁の資料には、ハムに表示されている食品添加物の例として、発色剤(肉の色を保つ)、保存料(腐敗を抑える)、調味料(味を調える)などが挙げられています。食品添加物は、食品安全委員会で安全性が評価されたうえで、食品衛生法に基づき成分規格や使用基準が設定されたもので、使った場合は、原則として一括表示の添加物欄または原材料名欄に表示されます。ゴーバルは、公式サイトで、うま味調味料、保存料、発色剤などは使用せず、時間をかけてじっくり熟成させて自然の旨みを引き出していると説明しています。

発色剤は、消費者庁の資料で、ハム・ソーセージなどの色調を改善する食品添加物とされています。

原料への、まっすぐなこだわり

ゴーバルの公式サイトによると、原料の豚肉は、工房から車で10分ほどの「串原養豚」から仕入れています。串原養豚は、アニマルウェルフェア(動物福祉)の考え方を取り入れた飼い方に取り組み、母豚が藁で巣作りをする習性や、子育ての本能を尊重しているそうです。アニマルウェルフェアについて農林水産省は、家畜を快適な環境下で飼養することにより、家畜のストレスや疾病を減らすことが重要だと説明しています。飼料のとうもろこしと大豆は、遺伝子組換えの混入を防ぐため分別生産流通管理を行ったもので、成長促進や疾病予防を目的とした抗生物質を餌に添加していないとのことです。鶏肉も、遺伝子組み換えの混入防止管理をした飼料で育った鶏を使っています。ハムやソーセージという「加工品」でありながら、その出発点である一頭の豚にまで目を向けている、というのがゴーバルの考え方です。

スキレットで焼かれたゴーバルの粗挽きソーセージ

桜の薪と、薪ストーブ

ゴーバルでは、昔ながらの薪ストーブで、乾燥、加熱、燻煙を行います。燻煙に使うのは、桜の生木です。だから、薪割りも工房の大切な仕事のひとつだといいます(ゴーバル公式サイト)。

桜の薪でじっくり燻したゴーバルの粗挽きソーセージのアップ

地元の農家さんとのつながりも、ソーセージに表れています。ゴーバルの公式サイトによると、ソーセージに入るトマトは、地元の農家さんから出る規格外のものを使っています。“分かち合い”という理念に通じる話です。

かごに盛られたゴーバルのソーセージ・ハム・ハンバーグの詰め合わせ

ソーセージとハムのラインナップ

ゴーバルの公式ショップのソーセージには、シンプルな味付けの「ウインナーソーセージ」、粗挽きの「ビストロソーセージ」、バジルの香りの「バジルソーセージ」のほか、ゴーバルで育てた玄米を練りこんだ「玄米ウインナー」などがあります。鶏肉や野菜を使ったソーセージもあり、ハムも並んでいます(2026年10月5日確認)。玄米は、栽培期間中農薬・化学肥料不使用と公式サイトにあります。

食べ方は、商品に記載の表示や、ゴーバルの「美味しい食べ方・レシピ集」でご確認ください。

地球人倶楽部が、ゴーバルを選ぶ理由

地球人倶楽部は1988年創業の会員制の食材宅配で、「選び抜いた素材のおいしさと、環境への配慮」を基準に食材を選んでいます。うま味調味料・保存料・発色剤などは使用しないと説明し、原料の豚肉の仕入れ先を示し、時間をかけて熟成させるゴーバルの姿勢に、私たちは共感しています。そして何より、“Living is sharing”——生きることは分かち合うこと、という哲学に、強く惹かれています。

大切な人と囲む食卓に、ゴーバルのソーセージを。味わいだけでなく、その背後にある生き方まで含めて、食卓に届けたい一品です。

地球人倶楽部は、1988年創業の会員制の食材宅配です。ゴーバルのような作り手の食材も、会員のご家庭へお届けしています。こうした食材をご家庭の食卓で楽しめる会員制サービスについては、地球人倶楽部の会員制サービスのご案内をご覧ください。

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CHIKYUJIN CLUB

ゴーバルのソーセージを、食卓へ。

地球人倶楽部では、山のハム工房ゴーバルのソーセージ・ハムをお取り扱いしています。オンラインストアからご購入いただけるほか、初めての方には、旬の食材とあわせて試せる「おためしセット」もご用意しています。

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※取扱商品・在庫は時期により変わることがあります

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こだわりを貫く作り手は、ゴーバルだけではありません。長野・標高1000mの畑で、「お医者さんが患者を診るように」野菜を育てる——のらくら農場の物語も、ぜひご覧ください。

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出典・参考

・山のハム工房ゴーバル 公式サイト「ゴーバルのこと」「ゴーバルの豚ってどんな豚?」「美味しい食べ方・レシピ集」、商品ページ(https://gobar.shop-pro.jp/ 、2026年10月5日確認)
・国土交通省中部地方整備局「山村再生担い手づくり事例集Ⅱ 取材ノート 山のハム工房ゴーバル」(2014年11月25日取材)
・農林水産省「アニマルウェルフェアについて」
・消費者庁「食品添加物表示に関するマメ知識」
本記事のゴーバルの歴史・製法・原料に関する記述は、ゴーバルが公式サイトで公表している説明をもとに構成しています。製品の仕様や取り扱いは変更される場合があります。
(2026年10月5日に内容を見直しました)

監修者:地球人倶楽部 編集部 | 1988年創業の会員制食材宅配、地球人倶楽部の編集部が監修しています。

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