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ご飯を中心に置く食卓が、からだを整える理由。 米食文化と日本人のからだの、深くて長い関係

COLUMN / たべものの話

ご飯を中心に置く食卓が、からだを整える理由
米食文化と、日本人の食卓の深い関係

和食がユネスコ無形文化遺産に選ばれた理由と、ご飯を中心にした献立の考え方を、公的データから整理する。

「パンよりご飯のほうが落ち着く」と感じたことはないでしょうか。海外旅行から帰って、白いご飯が食べたくなぎった経験を持つ方も多いはずです。今回は、ご飯を中心に置く食卓がどのように評価され、どのような栄養バランスの考え方に支えられているのかを、公的機関の情報をもとに整理します。

日本での稲作は、弥生時代にまでさかのぼるといわれ、以来、ご飯は長く食卓の中心にありました。低糖質・グルテンフリーといった食のトレンドが広がるいまだからこそ、ご飯を中心に置くことの意味を、あらためて見つめ直してみたいと思います。

1「和食」が、ユネスコ無形文化遺産に選ばれた理由

2013年、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。登録の理由として挙げられているのは、(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重、(2)栄養バランスに優れた健康的な食生活、(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現、(4)正月などの年中行事との結びつきが評価ざれた理由とされています(出典:農林水産省)。

出典:農林水産省「「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました」

2「主食・主菜・副菜」という、農林水産省の考え方

農林水産省と厚生労働省が策定した「食事バランスガイド」では、1日の食事を「主食」「主菜」「副菜」などの料理区分で考えることをすすめています。ご飯を中心とした主食に、たんぱく質源の主菜、野菜やきのこ・海藻を使った副菜を組み合わせる。この組み合わせが、栄養バランスを保つための基本的な目安とされています。

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料理区分 主な役割
主食 ご飯・パン・麺など。主に炭水化物の供給源
主菜 肉・魚・卵・大豆製品など。主にたんぱく質の供給源
副菜 野菜・いも・きのこ・海藻など。主にビタミン・ミネラル・食物繊維の供給源
牛乳・乳製品 主にカルシウムの供給源
果物 主にビタミンC・カリウムなどの供給源

出典:農林水産省「食事バランスガイド」の適量と料理区分

3精白米と玄米、栄養価のちがいを知る

ひとくちにお米といっても、精白米と玄米では栄養価が異なります。文部科学省の日本食品標準成分表によれば、玄米は精白米に比べて食物繊維やビタミンB1を多く含んでいます。ぬかや胚芽をどれだけ残すかによって、栄養の中身が変わってくるためです。ふだんの食卓に玄米や胚芽米を取り入れることも、ご飯を中心にした献立の選択肢のひとつになります。

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水稲穀粒(生)100gあたり 精白米 玄米
エネルギー 342kcal 346kcal
たんぱく質 6.1g 6.8g
食物繊維総量 0.5g 3.0g
ビタミンB1 0.08mg 0.41mg

出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

地球人倶楽部でのお取り扱いについて

地球人倶楽部では、契約農家から届く有機栽培・特別栽培のお米も取り扱っています。ご飯を中心にした献立づくりの際は、産地や品種によるちがいを試してみるのもよいかもしれません。

よくある質問

Q. 「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのはいつですか?

2013年、「和食;日本人の伝統的な食文化」として登録されました。多様な食材の使用、栄餈バランスのよさ、季節の表現、年中行事との結びつきが評価された理由とされています(出典:農林水産省)。

Q. 「食事バランスガイド」の主食・主菜・副菜とは何ですか?

農林水産省と厚生労働省が策定した食事の目安で、主食(炭水化物源)・主菜(たんぱく質源)・副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維源)などを組み合わせてとることをすすめる考え方です(出典:農林水産省「食事バランスガイド」)。

Q. 玄米と精白米では、栄養にどんな違いがありますか?

文部科学省の日本食品標準成分表によれば、水稲穀粒100gあたりの食物繊維総量は精白米0.5gに対し玄米3.0g、ビタミンB1は精白米0.08mgに対し玄米0.41mgと、玄米のほうが多く含まれています(出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」)。

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本記事は、農林水産省・文部科学省が公表している情報をもとに構成した一般的な読み物です。個々の体調や栄養状態については個人差があり、特定の食事法の効果を保証するものではありません。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。

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