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魚を食べることの、現代的な意味。 DHA・EPAと天然魚が、からだに与えるもの

魚を食べることの、現代的な意味。

日本人の魚の消費量は、この20年で大きく減少しています。肉類の消費が増加する一方で、魚食の頻度が下がる傾向は特に若い世代で顕著です。しかし現代医学・栄養学の観点から魚食の価値を改めて見直すと、魚を食べることの意味が鮮明に浮かび上がってきます。

DHA・EPAが脳と心臓を守る仕組み

青魚(さば、いわし、あじ、さんまなど)に豊富なDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、体内で合成できないオメガ3系必須脂肪酸です。DHAは脳の神経細胞膜の構成成分として認知機能に関わり、EPAは炎症を抑制し、中性脂肪を下げる効果が複数の研究で確認されています。日本心臓財団をはじめ多くの医療機関が、心疾患リスク低減の観点から魚の定期的な摂取を推奨しています。

サプリメントより、食事から摂る理由

DHAとEPAは魚油サプリメントでも摂取できますが、食事から摂ることには付加的な価値があります。魚には良質なタンパク質、ビタミンD、亜鉛、セレン、ビタミンB12など、DHAとEPA以外にも多くの栄養素が含まれています。また、食事という文脈の中でこれらの栄養素を摂ることで、消化・吸収・代謝のプロセスが自然に機能します。

天然魚を選ぶことの、栄養的な意味

天然魚と養殖魚のDHA・EPA含有量は、魚の種類や養殖方法によって異なります。天然の海域で多様な生物を食べて育った魚は、自然な脂肪酸のバランスを持つ傾向があります。地球人倶楽部が「汚染の少ない海で育った」という基準を重視するのは、海の健康が魚の栄養の質に直結するからです。清らかな海が豊かな魚を育て、その魚が私たちのからだを育てる——この循環が、食の本質です。

監修者:地球人倶楽部 編集部

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