35年トマト作りを続けてきた中で、
とくにどういうところに拘りをもって
育てていましたか?
日々刻々と変化する自然環境の中で、同じトマトを作ることっていうのは不可能に近いんだよね。
でも、うちのトマトを食べにきてくれるお客様は、一番おいしいと感じたときのトマトを楽しみにしているわけだから、そのトマトの味を守り続け、そのうえでさらにおいしいトマトを作るためにがんばっているよ。
有機栽培を続けていく中で、とくに苦労される
点はなんでしょうか?
有機栽培では、自然をありのままに使うために害虫や病気、土の状態とよく相談して栽培を行わなきゃいけない。
そうなると、どうしても生産量が落ちてしまう。
とくに夏場の育成なんかは、農作物以外の生物、害虫や雑草、病気なんかも活発に活動するから、完全無農薬の栽培は難しくなってくるよね。
だけど、農薬や科学肥料をもってトマトの生産量をあげたところで、畑や人間が疲れてしまってはおいしいトマトを作り続けることが難しくなってしまう。
作るだけ作ってマイナスになってしまっても意味がないよね。 |